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3-4.輸血用血液製剤供給危機への広域対応システム構築

机译:3-4.輸血用血液製剤供給危機への広域対応システム構築

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摘要

【緒言】大規模災害やパンデミツク等多様な原因にょる輸血用血液製剤の供給危機に際して,医療機関においては血液製剤の使用量を適切に制御することにより,血液製剤在庫の不足?危機を回避または軽減する行動が求められる.【目的】離島圏を包括する医療機関群,血液センター(BC),行政が具体的な行動を迅速?適確にとるための「緊急時血液製剤管理計画(Emergent Blood Product Management Action ; EBMA)」を策定した.【方法】カナダのオンタリオ州ならびにニューブランズウィツク州の策定した血液製剤在庫不足管理計画New Brunswick Blood Shortage Management Plan (BSMP)をベースに,我が国の血液製剤供給体制の現状にあったプランを目指した.広域対応を想定して長崎県,熊本県,宮崎県,鹿児島県の合同輸血療法委員会関係者にも意見を求めた.さらに,離島医療圏を想定して,五島中央病院を対象とした模擬訓練を実施した.【結果】BCの血液製剤の在庫.供給状況に係るリスクの評価を行い,必要に応じて血液製剤利用を制御する計画を立て実践することを基本方針とした.そのために,血液製剤不足時における一貫した協調的?倫理的な対応のためのフェーズ設定と判断基準を策定した.特に,供給危機が著しい場合の輸血実施判断に係る院内トリアージシステムを設けた.オンライン机上模擬訓練においてモデル症例を設定し,トリアージの適用とその記録?運用が実施可能であることを確認できた.【結語】本EBMAを輸血医療危機管理のプラットフォームとして運用可能とするために,広域共同訓練の実施や継続的な改善活動が求められる.

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