セメント改良技術の適用事例·深層混合処理粉体噴射攪拌工法（DJM工法）

摘要

DJM工法（粉体噴射攪拌工法-Dry Jet Mixing method）は，軟弱地盤中に改良材を粉体のまま供給し，強制的に原位置土と攪拌混合することによって，土と改良材を化学的に反応させて，土質性状を安定なものにするとともに強度を高める工法である。この工法は，建設省総合技術開発プロジェクトの「新地盤改良技術の開発」の-環として，建設省土木研究所（現（国研）土木研究所）と（社）日本建設機械化協会建設機械研究所（現（一社）日本建設機械施工協会施工技術総合研究所）が中心となって，1977年から1979年にかけて開発された技術を基礎として，実用化が進められてきた。また，最近では「環境への配慮」，「コスト縮減」といった建設市場のニーズに対応すべぐ新たな技術開発も進められている。