「PFOS,PFOAおよびその他のPFASをとりまく国内外の現状と課題」をテーマに取り上げ,2023年1月24日に第68回日本水環境学会セミナーを学会設立50周年記念事業の一つとして開催しました。2003年にペルフルォロオクタン酸(PFOA)についてUSEPAが「人間にとっておそらく発がん性物質である」と発表して以降,2020年に環境省水·大気環境局長通知「水質汚濁に係る人の健康の保護に開する環境基準等の施行等について」において,水環境に係る暫定的な目標値として50 ng L~(-1)(ペルフルォロオクタンスルホン酸(PFOS)およびPFOAの合算値)が設定され,ペルおよびポリフルォロアルキル物質(PFAS)の水環境における挙動を知ることの重要性が増しています。本セミナーでは,行政機関,研究機関,大学などから各分野の専門家をお招きし,PFASに関する最新情報および今後の展望についてご講演いただきました。
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