環境省?経産省，再エネ発電設備の廃棄?リサイクルのあり方検討会を開催

摘要

環境省と経済産業省は，4月24日にオンラインで再生可能エネルギー発電設備の廃棄?リサイクルのあり方に関する検討会の初会合を開催した。再生可能エネルギー固定価格買取制度，いわゆるFIT制度の開始から10年が経過し，多様な事業者が参入してきたが，将来の廃棄等に対する懸念が高まっている。太陽光パネルの廃棄のピークは2030年代後半に想定されており，計画的な対応が必要になっている。そのため，太陽光，風力発電設備等，再生可能エネルギー発電設備の廃棄·リサイクルについての対応強化に向けた具体的な対策を検討する必要があることから，検討会を立ち上げた。検討会では，環境省，経済産業省から再生可能エネルギー発電設備の廃棄·リサイクルの現状·課題の説明が行われた後，検討会での論点例が示された。