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2-6.手術室における小児輸血の安全な実施へ向けた システムの構築ー多職種連携による取り組みー

机译:2-6.手術室における小児輸血の安全な実施へ向けた システムの構築ー多職種連携による取り組みー

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摘要

【はじめに】2021年,小児輸血において不適合輸血が実施された事例が報道された.これを受け,当院での小児輸血の実施状況を確認し,運用の見直しを行なった.そこで,学会認定?臨床輸血看護師(輸血看護師),麻酔科医師,および輸血部門の多職種連携による取り組みを報告する.【方法】輸血看護師は,手術室での小児輸血における院内分割輸血製剤の使用状況と,シリンジ分注での投与状況について麻酔科医師と現状を整理した.輸血部門と情報共有し,同部門より提案されたFFPの院内分割とシリンジ分注時の取り違え防止策について検討を行った.多職種での確認後,小児輸血における分割製剤の取り扱いマニュアルを作成し,運用を開始した.【結果】手術室ではRBCとPCのみ分割製剤を投与していた.分割製剤はシリンジに分注し投与しているが分注したシリンジには患者氏名やIDなどは明記されておらず,患者と製剤の取り違えが起こる可能性が明らかになった.そこで,FFPの院内分割と分注シリンジへのシール貼付によるバーコード認証を導入した.導入後約1か月間でRBC:5例,PC:1例で分割製剤が手術室にて投与され,全例で製剤認証などの適正手順が遵守されていた.【まとめ】術中輸血に関わる多職種連携により,小児輸血実施時の安全性を高めることができた.手術室勤務の輸血看護師は手術室と輸血部門の連携の要として現状把握,問題点の抽出および改善策の実現に寄与することが出来ると考える.

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