...
首页> 外文期刊>園芸学研究 >果樹のジョイント栽培開発の意義と可能性
【24h】

果樹のジョイント栽培開発の意義と可能性

机译:果樹のジョイント栽培開発の意義と可能性

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
           

摘要

日本におけるニホンナシ[Pyrus pyrifolia Nakai)栽培は, 数百年にわたり平棚施設の下で行われてきたが,低い植栽 密度により成園化に長時間を要するため改植が困難であ る.そこで,我々は「樹体ジョイント仕立て法」と呼ばれ る新しい栽培技術を開発した.この技術は,苗木を直線状 に植栽し,隣接する樹同士を接ぎ木連結することで,せん 定の省力,簡易化と早期成園化を目的としており,日本国 内で現在普及拡大中である.樹形の特徴は,水平方向の直線状主枝とそこから発生す る均一な側枝であり,生産上の利点は早期多収に加え,単 純な樹形構造による栽培管理の簡易化と労働時間の削減で ある.この技術のアイデアは1993年に生み出され,2012年に 神奈川県の特許技術となった.我々は,接ぎ木部を介した 隣接樹の間の水や同化産物の樹体間移行を調査し,この栽 培技術が均一な生育を示すことを裏付けるデータを得た. この革新的な栽培技術は,従来の仕立てやせん定における 伝統的技術を変えるとともに,わい性台木や根域制限によ らない新たな高密植栽培技術として位置付けることが可能 であろう.この技術は,他の様々な果樹品目にも適用され てきたが,これら応用研究において,「ジョイントV字ト レリス樹形」が機械化に最も適すると考えられ,現在,自 動収穫技術などの機械化,自動化に向けた研究開発が行わ れている.謝辞ジョイント栽培技術開発のこれまでの共同研究 実施において,農林水産省の先端技術を活用した農林水産 研究局度化事業(2006-2009年),農林水産業,食品産業 科学技術研究推進事業(2009-2013年),食料生産地域再 生のための先端技術展開事業(宮城県:2012-2017年, 福島県:2013-2017年),攻めの農林水産業の実現に向け た革新的技術緊急展開事業(2014-2015年),革新的技術 開発,緊急展開事業(2016-2020年),食料生産地域再生 のための先端技術展開事業のうち現地実証研究委託事業 (2018-2020年)から多くの研究開発資金の支援をいただ いた.さらに,これらの共同研究に参画し,ジョイント栽培技 術の開発と実用化にご尽力いただいた,全国の国公立研究 機関,大学,民間企業の研究者ならびに生産者の皆様に, ここに記して心より感謝の意を表す.また,本稿作製の機会を与えていただいた,樫村芳記前 編集委員長をはじめとする園芸学研究編集委員の皆様,特 に原稿作成を辛抱強くお待ちいただき,御助言をいただい た伊東明子前副編集幹事に厚く御礼申し上げます.

著录项

获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号