...
首页> 外文期刊>日本產科婦人科学会雑誌 >妊娠31週での傍卵管囊胞を伴う孤在性卵管捻転に対してMRIによる診断と吊り上げ単孔式腹腔鏡下手術が有用であった1例
【24h】

妊娠31週での傍卵管囊胞を伴う孤在性卵管捻転に対してMRIによる診断と吊り上げ単孔式腹腔鏡下手術が有用であった1例

机译:妊娠31週での傍卵管囊胞を伴う孤在性卵管捻転に対してMRIによる診断と吊り上げ単孔式腹腔鏡下手術が有用であった1例

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
           

摘要

卵巣を巻き込まない孤在性の卵管捻転は,妊娠中の急性腹症の稀な原因であり,迅速な診断と手術治療が,卵管 の壊死から引き起こされる早産,胎児死亡や母体合併症を防ぐ上で極めて重要である.しかしながら,孤在性の卵管捻転による臨床症状は様々であり,特に進行した妊娠週数では,その診断と治療が極めて困難となることがある. 今回,妊娠31週で発症した傍卵管囊胞を伴う孤在性卵管捻転に対してMRIによる診断と吊り上げ臍部単孔式腹腔 鏡下手術による治療が有用であった1例を経験したので報告する.症例は,30歳の未産婦.妊娠31週4日で,右 下腹部痛があり,急性虫垂炎の疑いにて,当院へ救急搬送された. 経腹超音波断層法にて,右下腹部に径4cmの囊胞を認めたが,疼痛との関係は不明であった.胎児心拍モニタリングを行いながら,経過をみていたが,疼痛の悪化を認めたため,MRIを施行したところ,囊胞性病変に近接して浮腫を伴わない卵巣を認めたため,孤在性の卵管捻転の可能性が高いと判断し,吊り上げ臍部単孔式腹腔鏡下手術を施行した.腹腔鏡下に観察すると,傍卵管囊胞 を伴う右卵管捻転を認めたが,卵巣は巻き込まれていなかった.卵管捻転を解除したが,色調の改善に乏しいため, 温存は困難と判断し,右卵管摘出術を施行した.術後は,子宮収縮の増悪があり,硫酸マグネシウムの点滴を36週 まで施行し,経過良好で退院となった.その後,妊娠38週1日で,自然陣痛発来後に,2,588gの女児を正常経膛分 娩となった.妊娠中に発症した孤在性の卵管捻転に対して,MRI診断後の吊り上げ臍部単孔式腹腔鏡下手術は,進 行した妊娠週数においても,良好な妊娠予後が得られる治療方法の選択肢の1つになると考えられた.

著录项

获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号