SDGsとUCD

摘要

日々の溢れる情報は，紙·デジタルメディアさまざまな媒体から発せられている。その中には「わかりにくい情報」が多くあり，読者(生活者)は日常的に我慢を強いられている。このことは「情報のわかりやすさ」に「基準」がないため起こるのである。そこでユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は「情報品質」を高めるベくユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)の概念を提唱した。これは産業，学術，生活者による重層的な議論と科学的な評価を行い「わかりやすさの基準」を策定するというものであり，基準があれば一定以上の「わかりやすさ」を達成できる。当協会はその基準に達したものを認める「認証制度」と「UCDの基本」や「認証基準」を学ぶ人材育成の「認定制度」を運営している第三者機関である。