生分解性プラスチックは，土壌や海洋中の微生物によって最終的に二酸化炭素と水に分解されることから，プラスチック環境問題の解決に期待が寄せられている。しかしながら，生分解性プラスチックは環境中で分解される特性上，耐久性に課題がある。そこで，本研究では，生分解性プラスチックへの充填剤（フイラー）の種類及び配合率を変更することで耐久性（物性値）がどのように変化するか調査した。生分解性樹脂はPBS(ポリプチレンサクシネート）を用いた。PBSへ炭酸カルシウムを30及び60，でんぷんを30及び60，粉砕パルプを10及び20,ロール機を用い混練した。その後，粉砕機を用いて各原料を粉砕し，射出成型機を用いて試験片を作製した（ダンべル試験片：JIS K 7139タイプA1，短冊試験片：JIS K 7139タイプB1)。また，対照試験片としてPP(ポリプロピレン）の試,験片を作製した。
展开▼
机译：由于可生物降解塑料最终会被土壤和海洋中的微生物分解成二氧化碳和水，因此对解决塑料环境问题寄予厚望。 然而，由于可生物降解塑料在环境中分解的特性，其耐久性存在问题。 因此，在这项研究中，我们研究了通过改变可生物降解塑料中填料（箔）的类型和共混比例来改变耐久性（物理性能值）的变化。 PBS（聚丁二酸酯）被用作可生物降解的树脂。 将30%和60%碳酸钙、30%和60%淀粉、10%和20%碎浆用辊机揉成PBS。 此后，使用粉碎机将每种原料粉碎，并使用注塑机制备试件（丹贝试件：JIS K 7139 A1 型，带材试件：JIS K 7139 B1 型）。 此外，还制备了PP（聚丙烯）试片作为对照试片。
展开▼
