皮膚粗さと弾力性改善を誘導する表皮水和の深さプロフアイリングー共焦点ラマン分光法によるin vivo研究

摘要

本研究の目的は，保湿剤使用後の角層及び生細胞表皮における長期変化追跡により，特異的深さレベルでの皮膚水和の変化が皮膚状態にどのように影響するかを測定することである。10人の被験者が登録され，52μmまでの皮膚深さまでの水分含量プロフアイリング実施のため，in vivo共焦点ラマン分光法に付された。皮膚の力学的特性は，CutometerとAntera 3Dで測定された。皮膚有効性パラメーターと特異的深さでの皮膚水分含量の観察された変化における相関を示すため，保湿エマルション使用前と15日後の皮膚弾力性と粗さ値が比較された。