㈱ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は2月22日,衣類やサイングラフィックス,紙器·段ボール巿場に向けて各種製品を発表した。現在ウェアプリント市場ではシルクスクリーン印刷が広く採用されているが,小ロットの生産に不向きであり,フルカラーでの印刷は手間と色の種類分の版作成が必要となる。また,ラバーシートを利用した熱転写方式も多く利用されているが,デザインが印刷された転写シートを生地に定着させる際,転写に不要な部分を手作業で取り除く「カス取り」作業に人手を割く必要がある。近年では,インクジェットプリンタを用いて衣類や生地に直接デザインを印刷するDTG(Direct To Garment)プリントも普及している。DTGプリントは版を用意する必要がなく,フルカラープリントにも対応するが,生地の前処理が必要で,印刷工程ごとにオペレータの手作業が発生する。
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