肺癌手術と王不留行散、烏頭赤石脂丸?自験例

摘要

平成25年人間ドックで右肺に影があると指摘され、大学 病院で経過観察中に咳と血痰が続き気管支鏡検査をしたと ころ、左肺が非定型性抗酸菌症(MAC)と診断された。 さらに若い頃から年に2、3回狭心症様発作を繰り返し ていたため、心臓の詳しい検査を受けた結果冠動脈肺動脈 瘻と診断された。術前半年あまりの背中の違和感は、胸やけのような症状 が背中にあり、右肩甲骨の皮膚上をコロコロと何かが動い ている様子だった。背中が焼けっくような症状は、師であ る田畑先生が手を尽くして投薬して下さることにより緩和 されていたが、大変辛い症状であった。