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28.FLT3-ITD変異陽性急性骨髄性白血病に対してギルテリチニブと化学療法を併用した1例

机译:28.FLT3-ITD変異陽性急性骨髄性白血病に対してギルテリチニブと化学療法を併用した1例

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摘要

【緒言】FLT3変異陽性急性骨髄性白血病(AML)は予後不良である。近年,FLT3変異に対する分子標的薬が使用可能となった。FLT3-ITD変異陽性の高齢者AMLに対して,ギルテリチニブとCAG療法を併用し,良好な治療効果を得た症例を経験した。【症例】82歳女性。定期受診時の血液検査で白血球増多,blast出現を認め,当科を紹介受診した。末梢血は白血球数40,700/μl, blast 54%,骨髄血は blast 60.4% (MPO染色陽性)であり,急性骨髄性白血病と診断した。正常核型で白血病キメラスクリーニング陰性であった。入院後,発熱および肺水腫による呼吸不全を認めた。高齢でありCAG療法を開始した。Day4にFLT3-ITD変異陽性が明らかになり,この時点で末梢血blast 87%であり,CAG療法を中止し,ギルテ リチニブ内服療法を開始した。末梢血blastはday14に2.0%まで減少したが,day18に再び増加し,骨髄血にも blast 30%が残存していた。ギルテリチニブにあらためてCAG療法を併用する方針とした。Day26から発熱とLDH上昇があり,抗菌薬とステロイドを投与した。Day34に下部消化管出血を発症したが,保存的治療により軽快した。末梢血のblastは消失し,day45に骨髄血blast 0.8%となり,寛解を確認した。またこの時に血球貪食像を認めた。骨髄抑制が遷延したが,day75に輸血非依存となり,day82に自宅退院とした。Day272の時点で明らかな再発はない。

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