京大など、有機高分子シートの光触媒適性を発見再生エネ産生に応用

摘要

京都大学と独ドレスデン工科大学は、平面シート状に広がった骨格の有機高分子が、水素を発生するための光触媒に適していると発見した。何枚も折り重なったシート状の結晶構造で分子結合の角度を少しずつ変化させ、最適な構造を探った。プラスチックの一種の共有結合性有機構造体(COF)が有効と示し、将来の再生可能エネルギ一への応用が期待される。