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4.ギルテリチニブで寛解を維持している移植非適応のFET3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病

机译:4.ギルテリチニブで寛解を維持している移植非適応のFET3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病

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摘要

【緒言】急性骨髄性白血病(AML)におけるFLT3-ITD変異は,約30%の患者に見られる予後不良な遺伝子異常であり,その発現の有無は治療方針の決定に重要である。化学療法単独では短期間で再発することから,移植適応症例では早期に造血幹細胞移植を行うことが一般的である。移植非適応例においては,FLT3-ITD変異を有する症例の予後は極めて不良であり,分子標的薬であるFLT3阻害剤の有効性が期待される。今回,我々はFLT3-ITD変異を有し,重度の心機能障害を合併した移植非適応のAMLに対して,FLT3阻害剤の効果が長期に得られた症例を経験した。【症例】71歳,男性。初診時に高度の心機能低下を認めたAML(正常核型,FLT3-ITD変異陽性)患者に対して,アントラサイクリンを減量して寛解導入,地固め治療を行った。地固め治療終了後の評価では骨髄中の芽球は5%未満であったが,異型性を伴う芽球を認めたことから,ギルテリチニブの投与を開始した。現在も重篤な有害事象なく投与を継続し,微小残存病変のモニタリングを行いながら,1年以上の無イベントでの寛解を維持している。【考察】FLT3-ITD変異を有するAMLは予後不良であり,移植非適応である高齢者においては,生存期間は1年未満と言われており,さらに本症例のように心機能障害などの合併症を有する場合は,治療強度を減弱せざるを得ない場合が多く,予後は極めて不良となることが予測される。さらに高齢者では再発に対しても多剤併用化学療法は困難であり,分子標的薬であるFLT3阻害剤の効果が期待される。本症例は,ギルテリチニブにより長い期間での寛解維持が得られており,移植非適応の高齢者や臓器障害を有するFLT3-ITD-AMLに対する安全で有効な治療法と考えられる。

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