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【偶発的な内分泌代謝異常の診療の進め方】:Na代謝異常,SIADH

机译:【偶発的な内分泌代謝異常の診療の進め方】:Na代謝異常,SIADH

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摘要

血清ナトリウム(Na)値の異常はNaバランスの異常ではなく,水バランスの異常によって生じ,高Na血症と低Na血症に大別される.多くの場合,高Na血症では適切な自由水の補充障害や抗利尿ホルモン(anti-diuretic hormone : ADH)の作用不足,低Na血症ではADHの作用過剰が背景に存在する.低Na血症は最も頻度の高い電解質異常であり,入院患者では最大で30%程度に認められるという報告もある.症状は軽度から生命に関わるものまで幅広く,急性の低Na血症では血清Na 130mmol/L以下で悪心や食思不振などを,血清Na 120mmol/L以下で頭痛,無気力,知覚鈍麻,痙攣,昏睡,呼吸停止などを呈することがある.慢性の低Na血症では,倦怠感,悪心,めまい,歩行障害,錯乱,無気力,筋痙攣などを呈することがあり,一見すると症状のない軽度の低Na血症でも,転倒,歩行の不安定性,認知機能低下,骨密度の低下,骨折の増加を認めることが報告されている.さらに,さまざまな観察研究において,心筋梗塞,心不全,肺疾患,肝疾患などに軽度でも低Na血症を伴う場合には死亡率が上昇することが報告されている.そして,低Na血症の改善が予後改善の因子であることも明確になってきている.本稿では,Na代謝異常のうち,ADH不適合分泌症候群(syndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretion : SIADH)を含む低Na血症の病態と鑑別について主に述ベる.内分泌疾患の詳細については,本特集の各項を参照されたい.

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