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昼温および夜温がイチゴ‘さがほのか’の13C-光合成産物の 転流,分配に及ぼす影響

机译:昼温および夜温がイチゴ‘さがほのか’の13C-光合成産物の 転流,分配に及ぼす影響

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摘要

温度制御により果実への転流を促進する方法を開発する ため,イチゴ‘さがほのか’の第一次腋果房頂果開花時お よび開花32日後において安定同位体13Cを施与し,昼温 および夜温が光合成産物の転流,分配に及ぼす影響につい て検討した.開花32日後の時間当たりの転流率は,昼の 時間帯において昼高温区が昼低温区の2倍以上の値で有意 に高かった.これに対し夜の時間帯において,夜高温区と 夜低温区の間には有意差が認められなかった.このことか ら夜に比べて気温が高い昼の環境が転流すなわち果実肥大 に及ぼす影響が大きくなると考えられた.開花時および開 花32日後の~(13)CO_2施与24時間後におけるnC-光合成産物 の分配率を比較すると,開花時において新葉に最も多く分 配されていたのに対し,開花32日後では果実への分配率 が高く,昼高温区で90%以上,昼低温区で70%以上となっ た.開花32日後の昼高温区においては,第1果への分配 率が高く,これは昼高温で第1果の果実肥大が進んだこと によると考えられた.開花32日後における果実乾物重は, 昼高温区が昼低温区より有意に大きく,昼の高温が果実の 発育を促進したと考えられた.第一次腋果房頂果の成熟日 数は,昼低温区において昼高温区より長くなったが,夜間 の温度は影響を及ぼさず,日平均温度より昼の温度の影響 が大きかった.以上の結果から,厳寒期の施設イチゴにお いて昼の温度を高めることは,光合成産物の果実への転流 および成熟を促進する効果があることが明らかとなり,気 象条件や草勢に応じてイチゴの生育をコントロールする方 法のひとつとして活用できると考えられた.謝辞試験を遂行するに当たり,佐賀県農業試験研究 センターの各位には,試験ほ場設営や調査などにご尽力い ただいた.ここに記し,深く謝意を表す.

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