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血液透析患者におけるカテーテル関連血流感染(CRBSI)-COVID-19パンデミック前とパンデミック時の経過

机译:血液透析患者におけるカテーテル関連血流感染(CRBSI)-COVID-19パンデミック前とパンデミック時の経過

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摘要

目的(背景)カテーテル関連血流感染(CRBSI)は,中心静脈カ テーテルを用いて血液透析を受けている患者の感染症罹 患率と死亡率の重要な原因となっている。2020年, COVID-19のパンデミックにより透析施設内での SARS-CoV-2感染を減らすための新しい感染管理対策 が,かってないほど広く実施された。著者らは,これら の感染対策が血液透析患者における2020年のCRBSIの 感染率の低下にも寄与している可能性があると仮定し調査を行った。方法 米国腎臓データシステムのデータを用いて,2018年3 月~2020年11月の透析施設内の抗菌薬投与率とCRBSI による入院率,敗血症による入院率を調べ,COVID-19 の流行時の入院の全体的な変化について検討した。ロジ スティツク回帰分析を用いてこれらの事象の前年比調整 オッズ比を3カ月間隔で推定した。結果研究期間中の各月の初めにカテーテルを介して透析を 行っていた患者は平均43,755人であった。対象患者の平 均年齢は64.9歳,女性は51%,黒人は36%であり,患 者背景は研究期間中不変であった。パンデミックの最初 の6カ月間は,2019年の対応する期間と比較して抗菌薬 の投与率が20~21%低く,CRBSIによる入院率が17~ 24%低かったが,敗血症による入院率には有意な変化が なかった。しかし,カテーテル関連イベントの発生率も 2018年から2019年にかけて減少しており,これは大規 模な透析業者が運営する施設での減少が原因であった。 これらのデータは,CRBSIの大幅な減少がパンデミッ ク中に発生し,パンデミック前の一部の施設におけるパ ンデミックに関連しない減少に重なったことを示唆して いる。結論パンデミック後も,CRBSIを予防するためにCOVID-19 に対する感染防止対策を継続することが賢明である可能 性がある。

著录项

  • 来源
    《薬事月刊》 |2022年第5期|165-166|共2页
  • 作者

    鈴木大介;

  • 作者单位

    JA愛知厚生連江南厚生病院薬剤部;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 药学;
  • 关键词

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