Christian E.Junge(1912.7.2-1996.6.18)は大気化学,“Atmospheric Chemistry”の開拓者の一人である.大気化学の礎石となる研究に次々と先鞭をつけ,著啬 Air Chemistry and Radioactivityは大気化学創出の象徴である.2008年にJungeについて報告したが,2022年に国際誌Journal of Atmospheric ChemistryにJungeを顕彰する記事が、出たので彼の寄与を改めて考える.Junge は1912平にElmshorn(Germany)に生まれUniv Grazで気象学を学び,1935年にUniv Frankfurtで雲生成の研究でPh.D.を得る.1937年にドイツの「気象庁」の気象測器局に入るが,国際情勢から思うような研究ができなかった.化学を志したが大恐慌で化学者では生活できないと化学を断念したのも不満の原因であった.
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