製紙産業2022年前半の安全成績「慌てずに行動すること」の徹底が必要

摘要

日本製紙連合会労務部はこのほど、2022年前半(1～7月)の安全成績を取りまとめた。対象は製紙連の会員会社ならびに協力会。結果は以下の通り。【災害発生件数】休業と不休の合計で前年同期比13件の減少(表1)。【死亡災害】協力会で1件発生。死亡災害ゼロは、またもや未達に。【休業災害件数の型別内訳】会員会社では15件中、「墜落·転落」「転倒」が8件と半数を占める。うち6件は歩行中の側溝への転落、通路·階段での転倒であり、慌てずに行動することの徹底が求められる(表2)。