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二相ステンレス鋼レーザ溶接部におけるオーステナイト相の析出挙動に及ぼす溶接速度と溶接後熱処理の影響

机译:焊接速度和焊后热处理对双相不锈钢激光焊缝奥氏体相析出行为的影响.

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摘要

二相ステンレス鋼は,従来よりも優れた機械的性質及び耐食性を有することから,化学プラント,海洋関連装置,熱交換器など,種々の腐食環境にさらされる設備,機械に幅広く使用されている.さらに,近年では水門等のインフラ設備等に適合するため,経済性とのバランスをとれる新鋼種である省合金二相ステンレス鋼なども開発され実用化されている.二相ステンレス鋼を構造材料として用いる場合の課題として,溶接過程において溶接部での相比が崩れ,とくに入熱量が大きい場合,著しくフェライト相量が増加することから,鋼種の特性が劣化する可能性もあり,十分な機械的特性,耐食性が発揮されない可能性があることが挙げられる.これらの現象に関して議論した例には,従来法による二相ステンレス鋼の溶接部に置いて,置換型元素らは母材のような分配を起こさず,オーステンナイト相の成長は窒素濃度から律速されるとの報告がある.さらに,窒素を添加した溶接材及び窒素雰囲気での溶接も検討されている.しかし,近年,実施工への応用が期待されているレーザ溶接法を種々の二相ステンレス鋼に適用した事例については未だ十分には検討されていない.レーザは高密度エネルギー源であることから,溶接過程において溶接部が従来法より短時間で冷却されるため,被溶接材が熱影響も受けにくく,本鋼種の溶接部における相比の崩れも極力抑えられることが期待される.そこで,本研究では,三種類の二相ステンレス鋼(省合金二相,汎用二相,スーパー二相)の市販材に対しレーザ溶接を行い,フェライト/オーステナイト変態に及ぼす溶接速度の影響に着目し,粒界で析出したオーステナイトの成長挙動を明らかにすることを試みた.さらにその後,レーザ溶接部に溶接時と同じレーザ熱源を用いて溶接後熱処理を実施し,同部位におけるオーステナイトの析出を促進させ,可能な限り同鋼の相比のバランスを保持し得るような熱処理条件の選定を試みた.
机译:双相不锈钢比传统不锈钢具有更好的机械性能和耐腐蚀性,因此适用于化工厂、海洋设备、热交换器等暴露于各种腐蚀性环境的设备。 此外,近年来,由于与水闸等基础设施兼容,开发了一种可以平衡经济效益的新型钢种,例如低合金双相不锈钢,并投入实际使用。在针对这些现象讨论的示例中,据报道,通过常规方法,取代元素不会像母材那样在双相不锈钢的焊缝中引起分布,并且奥氏体相的生长受到氮浓度的速率限制。 此外,还考虑了添加氮气的焊接材料和在氮气气氛中的焊接。 由于激光是一种高密度的能量源,因此在焊接过程中,焊接部分的冷却时间比常规方法更短,因此被焊接的材料不易受热,并且有望尽可能抑制该钢种焊缝中的相比击穿。 本研究对3种双相不锈钢(省合金双相钢、通用双相不锈钢和超级双相不锈钢)的市售材料进行激光焊接,重点关注焊接速度对铁素体/奥氏体相变的影响 随后,使用与焊接时相同的激光热源对激光焊缝进行焊后热处理,促进同一部位奥氏体的析出,选择热处理条件,尽可能保持相同钢的相比平衡。

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