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原因不明の食中毒?集団発生の解明と検査法の開発

机译:原因不明の食中毒?集団発生の解明と検査法の開発

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摘要

1962年(昭和27年)に元東京都立衛生研究所に入所した時代は、1950年(昭和50年)に藤野恒 三郎教授らにより発見された腸炎ビブリオ(当時はいわゆる病原性好塩菌と呼ばれた)が、海産魚介 類を原因食品とする重要な食中毒病原菌として注目され、全国の地方衛生研究所では本菌の研究 が中心課題であった。小生も食中毒研究室に配属になったときには、当然、腸炎ビブリオの研究に 従事するものと思っていた。ところが、腸炎ビブリオの発見により食中毒の原因究明率が約50%と 上昇してきたが、それでも原因が判明しない食中毒事例が毎年1千から2千件近く認められた。当 時の上司であった善養寺浩博士は、これほどまでに患者の発生があるのにその原因究明の研究が なされていないことに危惧されており、一人ぐらいは他の病原菌の研究に邁進して欲しいとの思いで、 新人の小生がウェルシュ菌の研究に着手することになった。培養が煩雑な嫌気性細菌に挑戦したこ とは、強毒なボツリヌス菌の検査、また、微好気性であるカンピロバクター食中毒解明への足がかりに もなった。これらの原因不明食中毒の解明は食品衛生行政の推進に大きな使命があったし、そのた めには微生物検査が重要な役割を担っていることから、その当時の研究方向や検査法開発の過程に ついて紹介し、当時の病原菌発見の挑戦から遺伝子に依存する現在の研究に少しでも示唆すること があれば幸いと考える。

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