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'個性の材料としての「木」'をあらためて考える

机译:"個性の材料としての「木」"をあらためて考える

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摘要

本誌2015年6号の卷頭言として,"個性の材料としての「木」"というタイトルで拙文を掲載していただいた。その内容や背景を少し振り返ると以下のようになる。過去70年ほどの木材の加工や利用の技術の変遷をたどると,木材を鉄鋼,プラスチックや窯業系の材料と比較しながら,いかに性能を向上させ,品質の安定化を実現するかが,人きな課題であったことが见えてくる。いわゆる工業製品としての地位を木材にいかに与えるか,が命題であったと考えられる。また規格化された工業製品の大量生産のプロセスにあっては,材料の品質管理のための主たる手法としては,サンプリング(標本抽出)と,そこから得られる物性情報から全体像(母集団)を推定することが専らであった。そこでは,いかに平均値に対する標準偏差の割合(変動係数)を抑えるかが大きな課題となる。その観点から見ると天然由来の木材については,加工度が低ければ低いほど,原料がもっているバラツキの影響が大きくでてしまい,結果として時代とともに加工度の高い木質材枓が好んで用いられるようになったともいえる。しかし加工度が上がれば上がるほど,素材のもっている個々の特徴が失われ,天然由来の材料の良さが失われてゆくというジレンマに陥りがちである。その一方で,昨今の情報処理技術の目覚ましい進歩に目をやると,大量?高速,非接触?非破壊での情報収集や,その分析技術が可能であることがわかり,これを駆使すると,材料全数を高度なレべルで管理できる可能性が見えてくる。結果として木材の個々の性質(個性)を生かしたものづくりが可能になるのではないか,というのが前回の趣意であった。

著录项

  • 来源
    《木材工業 》 |2022年第12期| 513-513| 共1页
  • 作者

    藤井義久;

  • 作者单位

    京都大学大学院;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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