泌尿器科専門医のための模擬テスト30—解答と解説—

摘要

問題1 解答:(B) (C) (A) × 経直腸的アプローチと経会陰的アプローチのが ん検出率は同等である. (B) 〇 前立腺がん検診ガイドライン2018年版,CQ26. (C) 〇 前立腺がん検診ガイドライン2018年版,CQ24. (D) × 再生検においても,MRI標的生検は系統的生 検よりも臨床的に意義のある前立腺がんの検出に優れる. (E) × Atypical small acinar proliferation (ASAP)および high grade prostatic intraepithelial neoplasia (HGPIN)等の病理所見を認める場合には再生検の必要性が示唆される. 問題2 解答:(D) (A) × 造影早期には腫瘍全体が造影されることが特徴. (B) × T1強調画像での高信号は生検後出血などの際に認められる所見である. (C) × T2強調画像では,低信号が前立腺がんを示唆する所見である. (D) 〇 拡散強調画像での高信号は前立腺がんを示唆する所見である. (E) × ADC mapでは,低信号が前立腺がんを示唆する所見である.