コロナ禍でのリストラクチェアリング

摘要

本年度から副会長を拝住いたしました．どうぞよろしくお願いいたします．2021年4月現在，日本は東京オリンピック直前にコロナ感染第4波に見舞われ，社会活動の「抑制と維持」という難しい舵取りをしている最中です．コロナ禍そのものは，日本限定かつ結果論ではありますが，痛や心疾患肺炎，自殺などの年間死因数を大幅に下回っており，ワクチンが普及した後年の評価では軽度の「流行病」と認識されるのではないかと思われます．そんなコロナ禍ですが，リモートワークの普及や新規事業開拓，学会への遠隔参加などポジティヴな面の一方で，日本社会の適応不全などネガティブ面も浮き彫りにしています．