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5 重症成人患者におけるバンコマイシン+ピペラシリン/タゾバクタム投与とクレアチニンおよびシスタチンCの早期変化との関連性

机译:5 重症成人患者におけるバンコマイシン+ピペラシリン/タゾバクタム投与とクレアチニンおよびシスタチンCの早期変化との関連性

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摘要

目的(背景):バンコマイシン(VCM)とピペラシリン/タゾバクタム(PIPC/TAZ)併用による急性腎障害(AKI)リスク上昇に関しては多くの報告があるが,それが真の腎障害なのか,クレアチニン(Cr)分泌阻害による偽毒性なのかは結論が出ていない。本研究では,抗菌薬開始後のCrとシスタチンC(Cys-C)の血中濃度変化を比較検討した。方法:Patients :重症敗血症または敗血症性ショックで集中治療室(ICU)に入院し,VCM+PIPC/TAZもしくはVCM+セフェピムをICU入室前後48時間以内に開始し,48時間以上継続された患者Exposure:VCM+PIPC/TAZ(VP群)Comparison:VCM+セフェピム(VC群)Outcome :-Primary outcome :抗菌薬併用開始日と併用開始後2日目(48-72時間)のCr値とCys-C値-Secondary outcome :併用開始後14日目までのKDIGO診断基準におけるCr値で定義されたAKI発症と透析施行,30日死亡率Type of study design :単施設前向きコホート研究Exclusion criteria :末期腎不全,抗菌薬併用開始日?14日前の間に透析を施行,抗菌薬併用開始日以前の最終Cr値がベースラインの1.5倍以上結果:739例(VP群:297例,VC群:442例)が組み入れられ,その内:192名がCys-Cを測定していた。VP群では,2日目のCr値上昇[上昇率8.04%, 95%CI 1.21-15.34]と14日目までのCr値で定義されたAKI発症率上昇[RR 1.34, 95% CI 1.01-1.78]との関連がみられた。一方,代替腎バイオマーカー(Cys-C, BUN)や透析および30日死亡率との関連はみられなかった。結論:VCMとPIPC/TAZの併用はCr値で定義されたAKIと関連がみられたが,代替腎バイオマーカー,透析,死亡率に変化はみられなかった。これらの結果から,VCMとPIPC/TAZの併用によるCr値定義のAKIは,偽毒性である可能性が示唆された。

著录项

  • 来源
    《薬事月刊》 |2022年第15期|184-185|共2页
  • 作者

    竹内祐介;

  • 作者单位

    ベルランド総合病院薬剤部/IDATENpharm;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 药学;
  • 关键词

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