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慢性腎臓病の患者にプロトンポンプ阻害薬(PPI)は投与しないほうがよい のでしょうか?

机译:慢性腎臓病の患者にプロトンポンプ阻害薬(PPI)は投与しないほうがよい のでしょうか?

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摘要

プロトンポンプ阻害薬(PPI)は臨床現場で広く使用されていますが,急性間質性腎炎の原 因となる可能性があります.米国のMayo Clinicからの報告では,1993~2011年に腎 生検で診断された薬剤性の急性間質性腎炎95例の原因の内訳では,1位が抗生物質(49%), 2位 がPPI(14%), 3位が非ステロイド抗災症薬(NSAIDs)(11%)となっています.一方,慢性腎臓 病(CKD)とPPIの関連性を示唆する観察研究も散発的に報告されてきましたが,とくに2017年 に入ってメタ解析によりPPIとCKDとの有意な相関が示されました.しかし,腎機能低下と の因果関係について確定的な見解はなく,現時点では適切に使用されているPPIを中止すべきと いうものではないと考えます.すべての薬物療法と同様に,PPI処方中はその必要性を定期的に 見直し,患者へ与えるリスクとベネフィットを勘案して,漫然とした長期投与を避けるよう注意 することカヾ必要と考えます.

著录项

  • 来源
    《内科》 |2022年第3期|591-593|共3页
  • 作者

    白井佳那; 河原﨑宏雄;

  • 作者单位

    帝京大学医学部附属溝口病院内科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 内科学;
  • 关键词

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