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I.脳腫瘍とTリンパ球の動態

机译:I.脳腫瘍とTリンパ球の動態

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摘要

神経膠腫(glioma)のなかでも,特に多形膠芽腫(glioblastoma: GBM)の全生存期間は放射線化学療法などを 含めた積極的な治療にもかかわらず,過去数十年間大き く改善されていない。しかしながら,これまで免疫特権 (immune privilege)を有する臓器と考えられてきた脳で あるが,最近の解剖学的理解の進展に伴い血流や髄液を 介して免疫細胞が脳実質内に侵入し,所属リンパ節とし ての頸部リンパ節の役割を含めて免疫応答が制御されて いることが明らかになった。さらにこの著しく予後不良 なGBMと免疫システムが複雑に関連している可能性が 様々なグループから報告され,GBMによる抗腫瘍免疫 応答の抑制機構について詳細なメカニズムを明らかにす ることは,新規の治療法開発への糸口となる可能性が期 待される。さらに免疫とのかかわりを理解することで, これまでGBMに対して一般的に使用されてきた脳浮腫 に対するステロイド投与やtemozolomideを中心とした 化学療法の投与量,投与期間などについても最適化でき る可能性が示唆されている。本稿では,脳腫瘍のなかで もGBMに焦点を当て,腫瘍局所で特に腫瘍浸潤リンパ 球(tumor infiltrating lymphocyte: TIL)が減少する様々 なメカニズム,GBM患者やGBMマウスモデルで特徴的 な変化として認められる全身性のリンパ球減少のメカ二 ズムについて,GBMの病態におけるT細胞動態の変化 という観点から最近の知見を紹介し概説する。

著录项

  • 来源
    《癌と化学療法 》 |2023年第6期| 687-689| 共3页
  • 作者

    小山正平;

  • 作者单位

    国立がん研究センター先端医療開発センター 免疫TR 分野;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 肿瘤学 ;
  • 关键词

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