令和2年産品目別 販売総括について

摘要

令和2年産の極早生みかんの販売は、夏果実全 般に極端に量が少なく、.弓Iき合いは強かったもの の、9月下旬になると入荷量増と高値疲れから、 徐々に動きが鈍って<中での販売スター卜とな りました。~10月に入ると愛媛、熊本、長崎等、各産地の みかんが出揃いました。総体的に食味評価は悪く はありませんでしたが、各産地ともに昨年より高 めの相場で入ったこともあり、一気にみかんモー ドとはならず、売り場の中心はかきやぶどうでし た。そのような環境の中、各県からの入荷量の漸 増に伴い販売苦戦の様相となりました。しかし、 10月中旬の半ばを過ぎると入荷量が徐々に減少 し、残荷の極端な増加は避けられ、終始高値傾向 で推移しました。各産地ともに昨年に比べての前 進出荷の甲斐もあつて、極早生温州みかんの販売 は概ね10月いつぱいで終了しました。