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19. ITPの経過中に転倒し,臀部血腫からMRSA敗血症を来し,臀部膿瘍?化膿性心膜炎に至った1例

机译:19. ITPの経過中に転倒し,臀部血腫からMRSA敗血症を来し,臀部膿瘍?化膿性心膜炎に至った1例

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摘要

【症例】82歳男性。糖尿病の既往があり近医通院中であった。受診の3日前より急速に全身に広がる紫斑があり,かかりつけ医からの紹介でX年7月10日に当院皮膚科を受診。四肢?体幹の紫斑と舌粘膜下出血があり,血小板1,000/μlと減少していたため精査加療目的に同日当科に入院。精査の結果,特発性血小板減少性紫斑病の診断となり,7月14日よりプレドニゾロン40mg/日の内服を開始した。その後の血小板数は緩やかに増加し,プレドニゾロン漸減後も再度血小板減少を来すことなく経過した。プレドニゾロン20mg/日まで減量し,7月31日に退院。以降は外来で内服調整を行っていた。同年8月10日に自宅で転倒し,左臀部から大腿部の疼痛が出現したため同日当院救急外来を受診。骨折はなく打撲の診断で帰宅となったが,症状持続のため翌11日に当院を再受診。MRIで左大殿筋の筋挫傷?血腫形成を認め,左臀部痛は筋挫滅によるものと診断されたが,細菌尿?発熱を伴っており尿路感染症の診断で入院し,セフメタゾールでの治療を開始した。翌12日に入院時の血液培養からMRSAが分離されたため抗菌薬をバンコマイシンに変更したが,その後も左臀部痛とCRP高値が持続した。8月20日に感染源?疼痛源精査のCTを施行し左臀部膿瘍と心囊液貯留を認めた。同日よりクリンダマイシンも追加し,翌21日に臀部膿瘍ドレナージ?心囊ドレナージを施行した。皮下膿瘍培養と心囊液培養の両方からMRSAが分離され,臀部血腫をエントリーとしたMRSA敗血症?臀部膿瘍?化膿性心膜炎の診断に至った。ドレナージ後は抗菌薬治療を継続し経過は良好であった。

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