後発品供給状況，実熊把握へ近く大規模アンケート

摘要

日本薬剤師会（日薬）の有澤賢二常務理事は2021年11 月28日,東海薬剤師学術大会で，2022年度調剤報酬改定 の動向をテーマに講演した。後発医薬品調剤体制加算が 焦点の一つになるなか,後発品の供給状況について現場の 声を集約する，大規模なアンケート調査を日薬として近く 実施する方針を明らかにした。有澤氏は「モノがないとは いえ，まったくない訳ではない」と述べ 現場からさまざ まな声が届いていることを紹介。調査では地域ごとの状況 を把握し，結果を医薬品卸や後発品メーカーの業界団体な どに提供することで，対策につなげたいとの考えを示した。