NTN, 産業用IoTプラットフォーム向け軸受診断アプリを開発

摘要

NTN（本社·大阪市西区，鵜飼英一社長）は，産業用IoTプラットフォーム「Edgecross」（一般社団法人Edgecrossコンソーシアム提供）に対応した軸受診断アプリケーションを開発，7月から無料体験版の提供を開始した。体験版についてはEdgecrossマーケットプレイス『https://www.marketplace.edgecross.org/product-detail/71660005』から申し込むことができる。新開発した軸受診断アプリケーションは，軸受近傍に設置された振動センサのデータを収集し，軸受の異常を診断するソフトウェア。容易かつ迅速に診断ができるほか，軸受情報や運転情報などの設定が不要で，NTN製品以外の軸受の診断も可能。開発にあたっては，軸受の損傷を検知する技術や損傷の進展をモニタリングする手法など，NTNが軸受メーカとしてこれまで蓄積してきた技術やノウハウに加え，大型風力発電装置向けの状態監視システム「Wind Doctor」において開発した軸受診断のアルゴリズムを活用している。