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摘要

総務省はこのほど，令和3年度(2021年度）の汚水衛生処理率を公表している。同年度の全国の汚水衛生処理率は前年度比0.4ボイント增の88.6%であった。内訳は，公共下水道が76.6%(前年度比0.5ボイント增）で，次いで浄化槽9.8%(同0.1ポイント增），農業集落排水?漁業集落排水等の合計2.2%(増減なし）などである。汚水衛生処理率は，下水道，浄化槽(合併処理)，各種集落排水施設，コミュニティ?プラントなどにより生活排水が衛生的に処理されている人口の割合（水洗便所設置済人口÷住民基本台帳人口）を示している。下水道等の整備済区域であつても下水道等には接続されていない人口，生活雑排水を処理しない単独処理浄化槽を設置している人口は，水洗便所設置済人口から除かれている。