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Clinical utility of target capture-based panel sequencing in hematological malignancies: a multicenter feasibility study

机译:Clinical utility of target capture-based panel sequencing in hematological malignancies: a multicenter feasibility study

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摘要

2019年6月から固形腫瘍を対象にがんゲノムプロファイリング検査が保険収載され,腫瘍がもつ遺伝子異常をもとに分子標的薬治療の導入を目指す取り組みが,臨床現場において盛んに行われつつある。一方,造血器腫瘍は検査の対象から外れ,現在保険診療下での検査実施は困難な状況である。我々は,2017年11月からAMED「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」堀部班において,造血器腫瘍を対象にしたパネル検査(330遺伝子)の前向き実行可能性試験を実施した。急性骨髄性白血病(AML),急性リンパ性白血病(ALL),多発性骨髄腫(MM),悪性リンパ腫(DLBCL)などcommonな造血器疾患(n=96)を対象とし,エキスパートパネルでシーケンスデータを臨床的に解釈したのち,その内容を依頼主治医に返却した。試験登録から結果を返却するまでの時間は中央値41日(21?80日)であり,概ね予想通りであったが,シーケンスデータの解釈とエキスパートパネルでの合議を得るまでに予想を上回る時間(約3週間)と労力を要した。パネル解析で得られた所見のうち,一定のエビデンスを持つものを potential actionable findings (PAFs)と定義したところ,96症例のうち,79症例(82.2%)にPAFsを返却することが可能であった。本パネル解析はとりわけ各疾患の病型診断に威力を発揮し,AML27症例(90%),MM16症例(67%),DLBCL 16症例(64%)において,エキスパートパネルの合議の得られた診断情報を返却した。一方,治療(分子標的薬導入)に直接かかわる情報の同定には限界があり,本解析により新しい治験を導入できた症例は1例もなかった。病的意義のある生殖細胞系列変異を3症例に認め,それぞれ遺伝カウンセリング実施後,結果を希望された患者本人には結果を通知した。以上より,造血器腫瘍に対するパネル検査は,診断?予後予測における強い有用性と臨床的に許容される解析時間から実行可能性ありと考えられた。今後,造血器腫瘍に対するパネル検査の早期保険収載が期待される。

著录项

  • 来源
    《臨床血液》 |2021年第2期|142-142|共1页
  • 作者

    安田貴彦;

  • 作者单位

    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 血液及淋巴系疾病;
  • 关键词

  • 入库时间 2024-01-25 00:29:35
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