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深部子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術における微小な直腸損傷の検出には直腸プローブが有用である

机译:深部子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術における微小な直腸損傷の検出には直腸プローブが有用である

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摘要

【緒言】ダグラス窩深部子宮内膜症(DE)の癒着を剝離する際には,直腸プローブを用いて直腸の走行を視認するこ とや,剝離後に直腸穿孔の有無を確認するためair-leak testを行うことが有用である.当院ではair-leak testとし て骨盤内に生理食塩水を満たし直腸内にairを注入する方法(wet法)と,生理食塩水を使わずにairを注入する方法(dry法)の両方を行っている.しかし術後遷延性に直腸穿孔や骨盤内膿瘍を生じた症例のなかには,微小な直腸筋層損傷を術中に確認できなかった症例が存在すると考えられる.今回,DEの癒着剝離時に生じた微小な直腸筋層損傷を直腸プローブ挿入により同定できた症例を経験したので報告する.【症例】45歳,1妊1産,28歳で腹式左子宮内膜症性卵巣囊胞切術の既往があり,月経痛に対して鎮痛剤を服用していた.しかし,症状の悪化や右卵巣内膜症性囊胞を認めたため,腹腔鏡下子宮摘出?右内膜症性卵巣囊胞切除?癒着剝離術を施行した.骨盤内はDEと既往手術により後腹膜が広範囲で強固に癒着し,ダグラス窩が完全閉塞した状態であった.直腸プローブを用いて直腸の走行を確認しながら,直腸腟間隙側方を展開し子宮後頸部と直腸の癒着を剝離した.直腸剝離面を観察したところ,2mm大の直腸粘膜の突出を認めた.損傷部の検出は,直腸プローブを挿入し直腸壁を内腔から圧排することによってのみ可能であり,直腸診では粘膜の突出を認めなかった.airleak testではwet法とdry法のいずれも検出不能であった.直腸筋層の損傷と判断し,筋層の欠損部に対して腹腔鏡下に縫合修復した.術後経過は良好であり,術後11日目に退院した.【結語】直腸の癒着を剝離した場合,直腸プローブの挿入はair-leak testでは検出できない直腸筋層の損傷の確認にも有用であると考えられた.

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