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飼料学(192)—木材の飼料活用一

机译:飼料学(192)—木材の飼料活用一

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摘要

地球上で有機天然資源(オーガニック'バイオマス) として最も豊富なものは木材であるが,これを有効利用 できる生物は少ない。本連載において,野生鳥獣には 植物食でも草本よりも樹木系を好む種が多く ,動物園など では展示動物に樹葉ゃ剪定した若枝を給与していること を紹介している。冬季に摂取可能な資源が減少すると, 野生のシカゃ二ホン力モシ力などが樹木の幹表皮を 剥がして食べてしまうことでその植物が枯死し,食害 とされる農業被害が多いことも取り上げてきた。ただし, 空腹の動物が胃に物を入れることが目的で栄養価値が そこに認められるものではないことも併せて述べてきた。 着火した際には高温の熱を発して燃える木材はェネル ギー含有量が高いにも関わらず,栄養価は低い。木材の 有効利用,栄養価値を妨げるのは,その成分に含まれる リグニンである。リグニンは,セルロースをコーティングする形でその頑健性を保たせ,骨格のない植物の起立を 支持するとともに,道管などの水輸送を可能にしている。含有量は,針葉樹材で24-33%,広葉樹材で16~24%と言われている。セルロースも基本的には 消化性の高い化合物ではないが,リグニンはこれに輪をかけた性状である。リグニンの強固な構 造は非フエノール性芳香環骨格(ヒドロキシケィヒアルコール類)が三次元網目状に連なり,さらに この結合に規則性がないままに高分子が構築されることにあり,ここに関係する酵素はリグニン ペルォキシダーゼと呼ばれる。生物でこのリグニン構造を分解するための酵素を有する種は非常に 少ない。地球上に生命体が発生して今日に至る過程でリグニレを分解する能力を生物が獲得した のは古生代石炭紀末期頃とされており,それ以前に地上〖'こ繁茂した植物が石炭として現在に 存在するのは,これらが倒れて土中に埋まる当時にリグニンを分解する微生物が存在しなかった ため,朽ち果てることなく形状を保てたことが大きな要因と考えられている。

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