IDEA Collaborationの成果とェビデンス

摘要

1990年代においては，大腸癌補助化学療法のkey drug は 5 - FU であった。 さらなる再発抑制効果を求めて併 用療法が探索され，2004年にMOSAIC試験により5-FU/LV療法に対するォキサリブラチンの上乗せ（FOL F0X4)で3年無増悪生存期間（DFS)割合がハザード 比（HR):0.77 95信頼区間（CI): 0.65-0.91まで改 善することが示された。さらにNSABP C-07試験2)な らびにN016968試験という複数の第m相試験により同 等の再発抑制効果の上乗せが確認されたことから，ォキサリブラチンの6か月投与が2000年代の標準的な補助化学療法とみなされていた。