編集後記

摘要

今月は、大河川特集として特徴のある2つの河川、二線堤等の土地利用状況を踏まえた水害に強いまちづくりを進めてきた鳴瀬川(及び吉田川)、特定都市河川として流域治水に力を入れてきた鶴見川を特集しました。緊急事態宣言が解除されはしたものの、まだまだ予断を許さない状況の中、コロナとともに生きるための「新しい生活様式」が、試行錯誤しながら始まりました。私事で恐縮ですが、5月に育休から「1年ぶりの社会復帰」に加え、「テレワーク十二人の育児つき(保育園休園のため)」での編集作業は大変でしたが、ご寄稿いただいた執筆者様(移動制限のため、資料収集に悪戦苦闘された方、我慢していた現地調査にやつと行けたことをとても喜んでいた方、政策自体が頓挫しかねないとぎりぎりまで掲載を迷いながらも決断していただいた方…等々)のそれぞれの「川」に対するこの上ない愛情に胸を打たれ、また同僚の優しさに励まされながら、この熱い思いがギュッと詰まった今月号を読者の皆さまにお届けできますこと嬉しく思います。