平成17年度技術士第二次試験：「原子力·放射線部門」必須科目（択一式）の解説（上）

摘要

技術士第二次試験は，選択科目1（記述式），選択科目2（記述式），必須科目からなり，必須科目には記述式と択一式がある。 2004年に初めて実施され，今年で2回目になる。 「原子力·放射線」部門の第二次試験問題については，本誌2005年12月号に記述式問題を中心に解説記事が掲載されているので参考にしていただきたい。 必須科目（択一式）では，20問題のうち15問題を選び，マークシートに解答することが要求される。 択一式の正解は，既に日本技術士会のホームページに公表されている。 ここでは，必須科目（択一式）の各設問に対する解説と参考文献を記載することとした。 解説は，今月号で前半10問を，来月号で後半の10間を記載する予定である。 また，参考文献は「原子力·放射線部門」技術士を志す方々が基礎力をつけるために，一読をお薦めする文献である。 記載に際して必須科目の試験番号II-1-nを設問nと記載した。