ハードメーカーの本音を聞く全印工連

摘要

全日本印刷工業組合連合会（浅野健会長）は11月17日，東京・紀尾井町のホテルニューオータこで「業態変革推進プラン・2008計画」のキックオフを記念したフォーラムを開催した。 「部分最適から全体最適へ－印刷企業はどこまで戦闘能力を高められるか－」をテーマに，浅野会長が概要を講演。 さらに，大日本スクリーン製造，富士フイルムグラフィックシステムズ，クレオジャパン，小森コーポレーション，三菱重工業，ハイデルベルグ・ジャパンの各社が登壇。コーディネータである同連合会業態変革推進企画室・矢部一憲委員長が，各担当者に1）CTP設置は2000台を超え技術は成熟感があるが，CTPの稼働率をさらに向上するために，私たちにどのようなプラスαを提供してくれるか？ 2）工程最適化に関し，いまだ現実の業界の中では生産上，大きな課題がある。 ムダ・ミスをなくし稼働率を上げるためにどのような機能を提供してくれるか？ 3）これから私たちはメーカーとのコラボレーションをざらに進化させていきたいと考えているが，私たちが取り組むべき課題を忌憚なく話してほしい。