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イタリアンライグラス新品種「クヮ卜口-TK5」の 東北日本海側および北陸地域での生産性比較

机译:イタリアンライグラス新品種「クヮ卜口-TK5」の 東北日本海側および北陸地域での生産性比較

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摘要

イタリアンライグラス[Lolium multiflorum Lam.)は国 内で最も流通量の多い牧草種であり,毎年l,500t前後の種 子が販売されている(日本草地畜産種子協会未公表)。播 種量を30kg/haとすると,作付面積は50,000ha程度と推察 される。基本的には一年生であるため,飼料用トウモロコシ 等,夏作物の裏作として栽培されることが多い。耐湿性が高 いため,転作田での栽培も可能である。消化性や嗜好性も高 く,良質な粗飼料として利用されている。しかし,寒地型牧 草の中で最も耐雪性が低い草種の一つであり,積雪地である 東北地域や北海道では雪腐病が激発し,低収となるため栽培 が少ない。公的機関による品種育成が始まった当初から耐雪 性の選抜が行われ.「ヮセァォバ」(早生).「ミユキァォバ」(中 生),「ナガハヒカリ」(中生),「ゥヅキアォバ」(極早生)せ 育成された。現在でも「ヮセァォバ」と「ナガハヒカリ」力《 流通しているが,「ヮセァォバ」は根雪期間が60日を越える 地域では収量性が不安定であり(上山ら2006), 「ナガハヒ カリ」は120日まで栽培できる(小林ら1992)が,中生で あるため.夏作を組み合わせることが難しい。近年,民間種 苗会社からも耐雪性に優れる「タチサカェ」および「KAIR-DS (商品名:ゆきつよし)」が育成され,積雪地での栽培が期待 される力5, 「ナガハヒカリ」と同じく中生品種であるため. 夏作を組み合わせることが難しい。そこで,筆者らは早生で,、 耐雪性に優れる「クヮトロ-TK5」を育成した(久保田ら 2017)o「クヮト口-TK5」は根雪期間80日程度まで栽培でき, 早生であるため,寒冷積雪地である東北農業研究センター(岩 手県盛岡市)周辺でも飼料用トウモロコシとの二毛作が可能 である。これまで,岩手県,宮城県,福島県の東北太平洋側 で栽培適性を調査した結果,雪腐病が問題となる地域では「ヮセァォバ」よりも多収であり.雪腐病が問題とならない地域 では「ヮセァォバ」と同等の収量であった(久保田ら2017)o積雪地での栽培が期待されるが,太平洋側と日本海 側では雪質や積雪深が異なるため,日本海側での栽培適性を 調査する必要がある。本報では,育成地である岩手県と,秋 田県,山形県,新潟県,富山県,石川県の東北日本海側およ び北陸地域における「クヮトロ-TK5」の栽培適性を調査し たので報告する。

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