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患者と一度で信頼関係を築く方法

机译:患者と一度で信頼関係を築く方法

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摘要

れまで数え切れないほどの初診を行ってきましたが,いまでも毎回気合いが入 ります.初診は患者による医師への「面接試験」だと考えているからです.患 者と家族は,「この医者は信頼できるかどうか」を最初からしっかりとみています.だ からこそ,最初の1回で信頼関係を築かなければならないのです.「信頼関係は何度も 会って,時間をかけて築くもの」という人もいますが,私はそうは思いません.「この 人は自分の味方だ」と思ってもらえれば,たった1回の訪問でも信頼してもらうこと はできるのです.私が経験した事例を紹介します.がんの末期で看取りが近づく 30代の患者を病院か ら紹介されました.患者は入院中に予後について告知されておらず,「緩和ケアは要ら ない」とわれわれの介入を拒否されました.強い痛みのためか患者は家族にもつらく当 たっており,家族も暗く沈んだ様子でした.一刻も早く予後を告知して緩和ケアを導入 する必要があつたのですが,担当医は「信頼関係ができるまで予後告知は難しい.まだ 時間がかかる」と私に話しました.その直後,私が往診する機会があり,患者のつらい 気持ちに寄り添えるよう,話をとことん伺い,緩和ケアにより痛みを取り除くことを提 案しました.すると,その1回のかかわりで患者は自分の病と死に向き合い,緩和ケ ァの必要性を理解してその日のうちに導入できたのです.

著录项

  • 来源
    《治療》 |2023年第1期|6-7|共2页
  • 作者

    永井康徳;

  • 作者单位

    医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 治疗学;
  • 关键词

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