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経口抗がん薬服用患者におけるHBV再活性化予防に向けた 福岡大学病院薬剤部の取り組み

机译:経口抗がん薬服用患者におけるHBV再活性化予防に向けた 福岡大学病院薬剤部の取り組み

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摘要

要旨 抗がん薬?免疫抑制薬投与時のB型肝炎ウィルス(hepatitis B virus: HBV)関連検査の重要性について,厚生労働省 や製薬企業などにより注意喚起が行われている。福岡大学病院(以下,当院)薬剤部では,注射用抗がん薬による化学療法 開始前にHBVスクリーニングおよびHBV-DNA定量モニタリングの実施状況を確認し,未実施の検査項目についてはプロ トコールに基づく薬物治療管理(protocol based pharmacotherapy management:PBPM)の一環として薬剤師がオーダ支援 を行っている。しかし経口抗がん薬服用患者については,HBV関連検査の実施状況および薬剤師による介入状況は不明であ る。そこで,当院において経口抗がん薬を処方された患者を対象にHBV関連検査の実施率を調査し,PBPMに基づいた薬 剤師によるHBV再活性化対策支援の効果を検討した。なお,HBV再活性化に対する注意が必要な薬剤としてB型肝炎治療 ガイドラインに記載されている経口抗がん薬のうち,当院で採用している18薬剤を対象とした。2021年8月1日?9月30 日の2か月間に対象の経口抗がん薬を処方された患者は247例であり,HBVスクリーニングまたはHBV-DNA定量モニタ リングが適切に実施されていなかった症例はそれぞれ32.4%, 48.3%であった。これらの症例に対しオーダ支援または担当 医へ通知を行った結果,スクリーニングおよびモニタリングの実施率が有意に上昇した。以上のことから,薬剤師が介入す ることによりHBV再活性化リスクの低減が期待できることが示唆された。また,HBV関連検査を確実に実施するためには 薬剤師による積極的な介入だけでなく,HBV関連検査の必要性を周知徹底するとともに,医師を含め他職種と協働して HBV再活性化の予防に取り組む必要があると考える。

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