中災防主催除染等業務特別教育への保護具インストラクター派遣サービス実施報告

摘要

今回は、第186回の実施報告をいたします。なお、会場では、新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で研修会を開催しました。林が、保護帽、保護めがね、墜落制止用器具、安全靴、保護手袋及び防護服等の正しい選択·使用·保守管理等を説明しました。その後、清水講師が、呼吸器の保護に重要な防じんマスクの概要を説明し、全員で使い捨て式防じんマスクの装着実技訓練を行いました。また、清水講師は、参加者の代表者にマスクフィッティングテスターを用いたシールチェック(マスク面体と顔面の密着状況の確認)を行っていただきながら、漏れ率の数字の意味や防じんマスクの正しい装着の大切さを参加者へ説明しました。その後、代表者が、高濃度粉じん作業(10mg/m~3を超える)であり、かつ、高濃度汚染土壌(50万Bq/kgを超える)を取扱う際に着用する化学防護服を各種保護具と共に装着することを体験し、さらに、脱ぎ方についても体験いただきました。