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富栄養化海域における環境悪化と二枚貝の生残率の関係

机译:富栄養化海域における環境悪化と二枚貝の生残率の関係

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摘要

富栄養化した閉鎖性海域である尼崎港において,水質浄化対策の一環として人工干潟が造成された。 この人工干潟においてかごのなかで二枚貝(アサリ)を養成し,そのろ過食性を利用した水質浄化を試みた。 比較対照として半自然干潟において同様の手法で養成を実施した。 春季から8月初旬にかけては,アサリは順調な生残率と成長を示したが,8月上旬以降の高水温下での貧酸素化等により生残率は急減し,9月初旬までに全滅した。このような突発的な環境悪化により,人工干潟内でアサリが激減した場合にすみやかに個体数を回復する役割をもたせるため,人工干潟に隣接する海域に浮かぶ筏に養成器を係留しアサリの養成を行なった(係留式養成)。 係留式養成においては,夏季の環境悪化のなかでも9月初旬に40%の生残率を維持し,秋季まで続く貧酸素化を乗り越え,翌年3月にも24%の生残率を保った。 このことから,富栄養化海域において生物を利用した水質浄化を試みる場合,人工干潟での養成,係留式養成の組合わせのようないくつかの手法の組合わせにより,複数の環境要因の悪化,突発的な環境悪化に対応しておくことが必要である。

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