第7回合成生物工学シンポジウム新資源生物変換研究会協賛

摘要

2009年、新資源生物変換研究会幹事会（植田充美 会長）において、従来年2回のシンポジウム（日本農芸 化学会および日本生物工学会）企画に加えて、時勢に 合った新たなシンポジウムを企両することとなった。 東日本大震災による福島原発事故やポスト京都議定書 の策定の遅れなど、地球環境への負荷の増加に対する 問題意識の高まりから、「ポストゲノム時代の象徴で もあるオミックス解析などを基に生命現象を多角的に 解析した成果」と「これまでになかった代謝系の創造」 を活用したモノづくり"合成生物学"の発想が注目さ れるようになった。このような背景の中、2012年6 月15日に神戸大学六甲ホールにて新資源生物変換研 究会主催シンポジウム『新しい資源の創出に向かって -合成生物工学の隆起』が開催された。その後、本シ ンポジウムは文部科学省先端融合領域ィノベーション 創出拠点形成プログラムバイオプロダクション次世 代農工連携拠点の企画へと発展的に移行し、新資源生 物変換研究会協贊という形で、今日に至っている。