ューザーレポート：岡山県貨物で稼衝する－日本フルハーフの大型サンドイッチパネル冷凍バンの実際－ボデーの軽量化により大量輸送に威力を発揮隔世の感のある冷凍車の歴史

摘要

オカケンの愛称で親しまれる岡山県貨物運送㈱（新見健代表取締役社長）は、岡山県岡山市に本社を構え、栃木県宇都宮市を最東端に関東から九州までをネットする、西日本でも指折りの大手運送事業者だ。 現有車両は3269台。 実にさまざまな品目の輪配送を行なっているオカケンだが、中でも特徴的なのが医薬品の定温輸送であろう。 いま「食の安全」が問われているが、食品以上にデリケートな医薬品の輸送にも、実は定温管理が導入されているのだ。オカケンはその医薬品の定温輸送でもパイオニア的な存在。 そして、その定温輸送の効率化の切り札として稼働しているのが、日本フルハーフの大型サンドイッチパネル冷凍バンだ。オカケン本社を訪ね、壷坂須美男副社長、松井毅有運行管理部次長に話を聞いた。