日野レンジャープロシリーズ：試乗レポート－見ても乗つても新しい－21世紀ニューデザインをまとい数々の新機軸で輸送効率を高めた日野レンジャープロに試乗する

摘要

日野自動車が昨年末に発表した中型トラックの意欲作「レンジャープロ」に試乗する機会を得た。 フルモデルチェンジによって5代目に進化したレンジャーシリーズは国内初となるショートキャブのハイルーフや5気筒のターボインタークーラーエンジンなど新機軸も積極的に盛り込みながら低燃費に代表される輸送効率の向上を実現。 改良されたエアサスやリーフサスによる輸送品質の向上と併せてユーザーにメリットを還元する新世代の中型トラックとしている。 試乗したのはショートキャブハイルーフ+5気筒ターボと、フルキャブ+6気筒235馬力ターボ+エアサスという注目のスペックを満載した2台。 今回の試乗は横浜日野自動車㈱の協力を得て実現したもので、残念ながら車両は定量積載状態ではなく、一部確認出来ない部分もあったが、日野が新型を通じて訴求するメッセージは相応に感じ取ることが出来た。