県内初、集約型コンポスト施設が本格稼動【千葉県山武市】集排3地区?計5390人を対象に　太陽光発電で経費低減狙う

摘要

千葉県山武市は今年度から、市内で供用中の農業集落排水3地区（武 野里、借毛本郷、大平）の発生汚泥を一元的に処理するコンポス ト化施設の運転を本格化している。計画人口計5390人対応の処理能力を有し、機械的に混合撹拝?加温して短期間で乾燥?2次発酵まで行う大型プラントで、複数地区を対象とする集約型のコンポスト化施設は千葉県内の集排事業では初の事例。運転経費の節減を図るため、屋根には一面、太陽光発電パネルを設置するなど、斬新な工夫も採り入れられている。