生物多様性条約の第7国締約国会議(COP7)が、2004年2月9~20日にクアラルンプール(マレーシア)で開催された。 遺伝資源アクセスと利益配分(ABS)に関する国際的制度(International Regime;IR)のあり方が主要議題のひとつとして議論され、IRの検討プロセス、性格、範囲、考慮すべき要素等を含む今後の検討条件(Terms of reference;TOR)が合意された。 このTORに従い、COP8(2006年)までに二回のABS特別作業部会(Ad hoc open-ended Working Group on ABS;ABS-WG)を開催することとなった。
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